入れ歯(義歯)

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義歯とは

歯の欠損した部位に対して、取り外し式の人口の歯を装着する装置のことを言います。

メリット

  • 1本の欠損から全部欠損まで幅広く対応できます。
  • 取り外し式のため、メインテナンスが容易です。
  • 天然歯を大きく削る必要はありません。
  • 外科的処置が行えないような患者さんにも対応できます。
  • 在宅診療でも作製できます。

デメリット

  • セメント等で固定するものではないため、カタつくことがあります。
  • 健康な歯に比べて、噛む力は30%程度になります。
  • 違和感があり、慣れるまで時間がかかります。
  • バネで固定するタイプでは、バネがかかる歯に負担がかかります。
  • バネが前歯部にかかるときは、目立ちます。

義歯作製の流れ

1.診査・診断
2.印象採得
3.咬合採得
4.人工歯排列
5.完成
6.義歯調整

義歯の種類

総義歯 部分義歯
  • レジン床義歯(保険適応)
  • 金属床義歯
  • レジン床義歯(保険適応)
  • 金属床義歯
  • アタッチメント義歯
  • コーヌス義歯

レジン床義歯


レジン床義歯(総義歯)

レジン床義歯(部分義歯)
レジン床義歯の特徴
  • 健康保険の適応です。
  • レジンの変色、劣化があります。
  • 部分床義歯では、金属クラスプ(ばね)を使用します。

金属床義歯


金属床義歯

金属床義歯
金属床義歯のメリット
  • レジンに比べて強度的に優れている。
  • そのため床を薄くでき、装着感がよい。
  • 適合が良いため、口腔内でカタつきが少ない。
  • 汚れが付着しづらく、清掃が容易。
  • 味覚を損なわない。

アタッチメント義歯


アタッチメント義歯のメリット
  • クラスプを使わないため、審美性に優れています
  • 隣在歯とアタッチメントで固定されるため、簡単には外れません。
  • カタつきがありません。

コーヌス義歯


コーヌス義歯とは・・・

支台歯に内冠をセットし、それと精密に適合する外冠を義歯内部に作ったものをコーヌス義歯といいます。 口腔内に装着した時に、ご自身の歯と義歯が一体化した補綴装置となり、優れた機能を発揮します。

コーヌス義歯のメリット
  • 残存歯と一体化するため,外れにくくとても噛みやすい。
  • クラスプ(ばね)を使わないため、審美性が良い。
  • 内冠がシンプルな構造のため、清掃性が良い。
  • 支台歯が抜歯になっても、修理が比較的簡単である。

内冠と義歯です

内冠をセットした状態です

義歯をセットした状態です

義歯を入れていることがわかりますか?
(上顎)