歯科医業の在り方と、歯周病・インプラント治療において歯科医院を選ぶポイント

はじめまして、練馬と池袋で歯科医院を開設おります医療法人社団仁優会です。
今回は歯科医業の在り方についてと歯周病・インプラント治療において歯科医院を選ぶポイントについてお話してみたいと思います。

１、歯科医業の在り方について

歯医者嫌いな方は多くおられます。痛い、怖い、時間がかかる…等、それぞれ理由があると思います。
そのようなことからか、先進国の中で日本は虫歯罹患率が非常に高いことを御存じでしょうか？
国民の意識のせいかもしれません。我々歯科医師のせいかもしれません。

いずれにしてもひとつ言えることは、患者さんと歯科医師の予防に対する意識の低下がこの結果に繋がっていると考えます。
せっかく治療したのに数年間もメンテナンスを行っていなければ、環境が崩れるのは当たり前です。歯科医師は従来のやりっぱなしの治療ではいけません。
医院で適切なメンテナンスプログラムを作り、患者さんに末永く通院いただけるようなおもてなしの心ある温かい環境を作ることが大切と考えます。
医療法人社団仁優会はその様な歯科医院を目指しております。

虫歯や歯周病、欠損部位を治さなければメンテナンスには入れません。
治療やメンテナンスを行う私達に求められることは、適切な診断とレベル高い診療や医療人としての倫理観と考えます。

医療法人社団仁優会では、適切な診断とレベル高い治療技術を提供するために、虫歯治療は当然のことながら、歯周病治療、口腔外科、インプラント、ぞれぞれに専門医が在籍しており、専門的観点から治療を提供し、自院歯科医師及び他院歯科医師の教育も行っております。仁優会全体では月に１度勉強会を行い、治療のことはもとより医療人として向き合う姿勢を学ぶ場を設けております。

全ては、患者さんにとって、安心・安全な歯科治療を行い、心地よい環境を提供するために必要なことと考えております。

２、歯科医院を選ぶポイント（歯周病・インプラント治療）

現在、歯周病罹患患者さんやインプラント希望患者さんにどこの歯科医院へ受診すべきなのかわからない・・という質問を頂きます。

私の考えは以下となります。

＊患者さんに対し、誠実・真摯な対応を行っているか
＊歯周病やインプラントの専門ドクターや専門歯科衛生士が在籍しているか
＊歯周外科手術やインプラント手術を行う手術室があるか
＊いまや、診断に不可欠となっているCTレントゲンがあるか
＊明確な治療費の提示を行っているか
＊歯周病治療であれば、歯周組織再生療法を行っているか、
　インプラント治療であれば、年間100本以上のインプラント埋入本数があるか
＊適切なメンテナンスプログラムが確立されているか
＊その歯科医師がなんでも相談できる歯科医師か

以上が私からのアドバイスです。
特に最後のなんでも相談できる歯科医師か・・とう部分は大変重要で、皆さんは歯科医院へ受診した際には、疑問に思うことなんでも相談されてください。

口腔管理は自己管理ではありません。適切な処置、定期的な検診が大切になります。
どうぞ、年に2回は歯科医院でのチェックをお受け下さい