今日、5月6日はたけした歯科開業記念日です。今年で11年目を迎えます。昨年は10年という1つの区切りの年で、移転後の基礎作りの足固め第一段の年でした。経営者として再認識すべき点の確認や医療人としての倫理観の確認・診療体制のチーム化に重きをおいて従事してきました。 今年は足固め第二段の年と考えています。 新年の抱負でも述べましたように、仁優会の診療の柱を決め、それらについては患者さんに対し、最高の医療サービスを提供できるような体制を築きあげる事を11年目のテーマと考えております。 インプラント・歯周病治療がそれにあたります。最近はちょくちょくインプラント治療の事故事例を耳にする事があります。現在、僕は微力ながらインプラントの普及の為、講習会をやらせて頂いておりますが、若い先生の勉強熱心さは感心しますが、すぐに肝を求めすぎる傾向に不安を感じております。僕の大先輩の先生方や僕自身が長い月日をかけて得た何かしらのエッセンスをすぐに修得する事は無理な事は行わない事がインプラント治療の事故を防ぐポイントと考えます。ですので、僕のスタッフへは当然の事、受講下さる先生方へその事を伝えていかなければいけません。 もちろん、たけした歯科サクセスインプラントセンターを日本国内有数のインプラント施設にしていく体制つくりもしなくてはいけません。 インプラント治療に限らず歯科治療全般においてのテーマを考えてみました。 診・技・対・・・ どこかで聞いたフレーズですね。そうスポーツ精神でよく言われる心・技・体をモディファイしてみました。 診とは我々医療人が疾病を診る目・患者さんの心を診る目を養うということ。 技とは言葉のように確実な治療技術を養うということ。 対とはスタッフ間の対応、患者さんとの医療倫理に基づいた対応に重きをおく事。 僕はもちろんのこと、仁優会に属する全てのスタッフや技工士さん・業者の方々に理解頂き、歯科医療サービスを行っていきたいと思っております。 仁優会の11年目もよろしくお願い申し上げます。 |